2016年3月7日月曜日

【詳報・撃沈】びわ湖毎日マラソン

昨日、現在の日本最高峰のびわ湖毎日マラソンを走ってきました。
(長文注意)
結果は2時間34分03秒で156位した。
(17'15"-17'14"-17'21"-17'32"-18'08”-18'42"-19'15"-19'59"-8'37")

■起床前~スタート前

夜中にトイレで2度起床しましたが、その後も睡眠を取って6時45分頃に起床。

スタートは12時30分。
7時20分頃からお餅6個とバナナの朝食を摂りました。
8時過ぎに家を出て、9時20分前に競技場に到着。
スペシャルドリンクの受付は9時30分までなので、すぐに預けに行きました。
6km、11km、16km、21km、26km、31kmの6箇所に設置。
36kmと40kmには置きませんでした。

その後、控室で2時間ほど身体を休めます。

途中で10時過ぎに1次コールに行きます。

スタート55分前の11時35分頃より競技場のトラックでアップを開始。

一流選手もアップしています。
中本選手のjogを見ると、踵が全く着いておらず完全なフォアフット。
よくあんな走り方でマラソンを走れるなと思ってしまいました。

ウィンドブレーカーを着ながら10分ほどjogすると汗だくに。

アームウォーマーと手袋は着けずに走ることにします。
シューズはadizero takumi ren wide。

アップ後、ランシャツに着替えて、カーフタイツを装着。

アミノバイタルのゼリーを飲んでから競技場へ。
その後、軽めの流しを2本ほど入れました。
スネの部分とアキレス腱の付け根に張りがあるのが少し気になります。

第4コーナーにナンバーカード順に並びます。

スタンドからトップ選手に対して、『しっかり走れよ』とか『オリンピックを目指せよ』とかヤジに近い激励が飛んでいます。

その後5分ほど前に第1コーナーのスタート位置まで移動。

スタートを待ちます。

■レース概況


スタート~5㎞ 17′15″


12時30分スタート。

前が詰まり気味で最初の100mくらいはjog状態。

競技場を1周半ほどしてロードへ。
同僚や実力を知っているランナーの集団につきます。

身体は軽めであまり負荷がかかっている感じはしません。

薄曇りの天候ですが、気温が高く蒸し暑いです。

5㎞~10㎞ 17′14″

集団の後方右側にいたため、6kmのスペシャルドリンクを取り損ねます。

ゼネラルドリンクを取ろうとするもほとんどなく取り損ねます。
序盤なので諦めて気を取り直します。

garminのラップを見ると、3分30秒を切るくらい。

集団に身を委ねつつも、何度もラップを確認します。

脚の疲れが残っている気がするも、脚はよく動いており、負荷はかかっていない感じ。


10kmの通過は34分29秒。

キロ3分30秒で走れば15kmの関門は通過できると計算します。

10㎞~15㎞ 17′21


11kmで最初のドリンクを取ります。

その後もゼネラルの水を取って首筋にかけます。

暑いのでその後のスポンジを取ろうとすると、前の選手に取られて供給が間に合っておらず、スポンジがありません。


集団に身を委ねているので、関門通過は大丈夫だろうと思いながら走っていたのですが、

14kmを過ぎてからもうそろそろ15kmかという頃に時計を確認すると51分台。
15km通過は51分50秒。
余裕はたったの10秒しかなくギリギリでした。
通過後、すぐに背後でタイムオーバーによる失格を知らせる笛の音が響きます。
軽いトラウマになりそうな笛の音でした。

15㎞~20㎞ 17′32″


集団内での付く位置が悪く、16kmのスペシャルドリンクを取ろうとして失敗。

喉が乾くのでゼネラルのスポーツドリンクを飲みます。
この区間で急にキツさを感じ始めます。
先頭集団とすれ違いますが、トップはダントツでキタタ選手。
その後、ケニア人選手らの集団。
その後に日本人の集団。
川内選手はおらず、柏原選手が苦しそうに食らいついているのを確認します。
20kmの通過は1時間9分22秒くらい。
通過タイムは悪くないですが、苦しいので先行きが不安になります。

20㎞~25㎞ 18′08


折り返して中間点。

ハーフの通過は1時間13分14秒。
折り返すして南下し始めると向かい風。
元々後方で走っている上に、関門に引っかかった人もいるためか、折り返すと人がほとんどいません。

21km地点のスペシャルドリンクは無事に飲みます。

苦しくなり、同僚を含む集団から離れてしまいますが、同じく離れて走る安定感抜群のK本さんに付いて走ります。

25㎞~30㎞ 18′42″


向かい風と暑さで苦しくなります。

スペシャルで水分を補給します。
その後もスポンジで身体を冷やします。

後方から追いついてきたランナーにK本さんが食らいつき、離れてしまいます。

ここで食らいつかなかったのが失敗でした。
同じく離れたランナーと並走しながら走りますが、ラップが上がりません。
27km過ぎで二度の右折を経て、今度は北上。
29km付近で平津峠の上り坂。
坂は大した坂ではないですが、ペースが上がりません。
20kmの通貨は1時間46分12秒。


30㎞~35㎞ 19′15″

ラップが落ちているのを感じますが、ペースを上げられません。

最後のスペシャルドリンクで水分補給。
残り2つも置いておけばよかったと後悔します。
自分のラップも上がりませんが、もっとペースが落ちたランナーを拾っていきます。

この区間で白髪の同い年ランナーのH垣内さんを抜きます。

勝てないランナーの一人です。

35㎞~40㎞ 19′59″


自分のペースを見るとキロ4分ペース。

自分のペース以上に、もっとペースが落ちたランナーばかり。
歩いているランナー、脚が攣ったのか、アキレス腱を伸ばすランナー。
呻いているランナーもいる中、少しずつ順位を上げます。
ほとんど抜かれることなく、順位を上げていきます。
ただ、自分のペースは遅いままでした。

40㎞~finish 8′37″


あまりに喉が渇くので通常は取らない最後のゼネラルドリンクを取ります。 ペースが上がらないままマラソンゲートを潜り競技場へ。

完走は何とか出来たとホッとしました。
競技場を1周半ほどして何とかゴール。
2時間34分3秒でした。

ちなみに、平均心拍数は163bmp、平均上下動は7.0cmでした。

■雑感及びレース後


走り終わるとかなりのダメージ。

カーフタイツを見ると塩を吹いており真っ白でした。
気温が高く、カーフタイツを履いたのは失敗でした。
実際、カーフタイツを着けている選手は少なっかったです。
天候は予め分かっていたので、暑さ対策をするべきでした。

なぜ走れなかったのか。

第一に、単純に力不足だということです。
びわ湖の関門はキツいので、しっかりと確実に走るためには、もう一ランク上の力が必要でしょう。
その一方で、力のあっても、もっと後半失速していた選手、完走できなかった選手もいます。
完走率は200/285と70%程度です。

第二に、直前の練習量を減らさなかったこと。

高速レースでは距離を落としてバネを溜めるべきでした。
別大後に、駅伝2本と京都マラソンを走ったのは失敗でした。
来年の反省点です。

3月初めの天候は読めないことが多く、今回は気温が高めでした。

去年は史上最悪の天候。
例年は比叡山からの北風が強く吹くようです。
ただ、コースは非常にフラットで、都市型マラソンにある坂と比べても平津峠の坂も全然大したことはありません。
それでもタイムが出ないのは、標準タイムギリギリの選手にとっては関門がキツいからだと思われます。

力をつけて万全のコンディションで臨む。

来年のびわ湖毎日マラソンでリベンジしたいと思います。

レース後は無事完走した所属クラブの同僚2人同僚2人と大学の後輩2人を含めた5人で打ち上げに行きました。
約2ヶ月ぶりにアルコールを飲みました。

帰ってからさらに普通に晩ごはんを食べました。


【36(日

  びわ湖毎日マラソン 42.195km
  2°34′03″ 156位
  ※平均心拍数 163bpm
  warming up 10分(2.3km) jog & wind sprint
  
1週間(2月29日~3月6日)の練習

229(月)】

  120分(27.3km) jog
  ドリル・補強

【31(火)】
  120分(25.7km) jog
  ドリル・補強

【3月2(水)】
  120分(29.2km) 変化走
   途中8~13km 150m(+350m jog)×10
   13km以降、ATペース走~ビルドアップ走
  ドリル・補強

【3月3(木)】
  120分(26.0km) jog 
  ドリル・補強

【3月4(金)】
  60分(13.3km) jog 
  ドリル・補強

【3月5(土)】
  40分(9.2km) jog 
  ドリル・補強

36(日)】

  びわ湖毎日毎日マラソン 42.195km
  2°34′03″ 156位
  warming up 10分(2.3km) jog & wind sprint

★週間走行距離 175.4km

 ⇒3月6日現在・月間走行距離 148.1km


2 件のコメント:

  1. 改めてお疲れさまでした。暫くゆっくり出来るのではないでしょうか。
    フルマラソン当日の朝食は餅派ですか?ヒョットしてホテルの部屋で焼いてるとか?
    因みに今回のレース直近の体重は、どんな感じでしたでしょうか?

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    1. 今回は自宅からです。フルマラソン当日の朝食は和食派で3時間前には食べています。ゴール時間から逆算して、6時間前に食べるのがいいそうです。家から出るときはお餅を食べることが多く、遠征した時はホテルの朝食はパンは食べず、ご飯を食べるようにしています。ご飯の方が腹持ちが良いからです。
      今回の体重は今日と前とほぼ同じ(-0.1kg)で56.8kgでした。重めすぎたのも走れなかった理由かもしれません。ただ、カーボをすると同時に、身体に蓄積するために水分補給(特にクエン酸)をするので、必然的に体重は増えるのは仕方ないとは思っています。

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