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2015年2月16日月曜日

【詳報】京都マラソン

今シーズンの4度目、ラストのフルマラソンレースの京都マラソンを振り返ります。
(長文注意)

最大の難所の狐坂はコースからなくなったものの、厳しいコース。
目標は最低限2時間32分台のベスト。
あわよくばサブ2.5といったところでした。

■起床後~レース直前

目覚ましを5時25分にセットして就寝。
夜中に一度目が覚めてトイレに行きましたが、その後、もう一度眠れました。
目覚ましが鳴った時点では、もう少し寝たい気分でしたが、レースは9時から。
朝食を食べなくてはいけません。

レース3時間前までにと思い、6時前に朝食。
実家からもらった丸餅(小)を3個、豆餅(小)を5個食べてから、ポンカン1個。
最後にグレープフルーツジュース400mlを飲み干しました。

その後、身支度をして7時15分頃に家を出て西京極へ。

7時50分前に現着すると、すごい人。
荷物を預けるトラックの近くで1km少しだけアップ。
その後、すぐに着替えて荷物を預けました。
去年はノーアップだったので、それに比べればましです。

スタート位置確保のため、8時10分過ぎには、スタート位置へ。
前から3~4列目のあたりを確保します。
防寒のため、100円ショップのカッパ上下を着用。
ランパンの中にはいつものように携帯カイロを忍ばせます。

■レース概況

スタート~5㎞ 17′50″

定刻通り9時にスタート。

入りのラップを確認すると、キロ3分30秒を少し超えるペース。

自然なペースに落ち着かせようと走っていると、2kmでは3分40秒近くまで落ちます。
これはまずいと思い、後方から上がってきた大学の後輩のペースに付きます。
集団が形成され、この区間はほぼフラットなこともあって、ラップが落ち着きます。

5~10km 35′43″(17′53″)

この区間は上り基調。
上りをサクサク走る後輩のペースに着くのが辛い感じ。
できるだけ脚を使わないように走ります。
意識としては『脚を前に置きにいく』感じ。
上りで無理して集団に付かず、離れても追い付けるように気を付けます。

後輩が前を追って離れていきますが、追いかけず集団で自重します。

10~15km 53′34″(17′51″)

10~12kmはコースで一番キツい上り基調の区間。
着地やキックに気を配り、集団で脚を使わないようにします。

上りを無理せず、下りで追いつく感じで、集団に身を委ねつつも体力を消耗しないように走ります。
その後、1kmほどの下りでリズムを取り戻し、楽になり始めます。
13km過ぎからは再びキツい上り。

15~20km 1°11′40″(18′06″)

長い緩やかなアップダウンを繰り返します。
この時点ではかなりリズムが良くなりますが、まだ中盤。
前半にアップダウンが多かったためか、太ももの前に若干の張りを感じます。

ちなみに、この辺りで暖かくなるという予報に反して霧雨のような雨が降り始めます。

21.0975km 1°15′31″
20~25km 1°29′30″(18′00″)

集団が5人くらいに絞られます。

中間点のタイムを確認し、ちょっとがっかり。
この時点ではかなり余裕があったので、サブ2.5はまだ諦めきれません。

集団の中で余力があるのは自分も含めて3人。
盲腸なような1度目の折り返しを経ます。

2度目の折り返し前に昨年優勝の大学の後輩がトップであることを確認。
順位を数えると20数番くらい。

2度目の折り返しを経て25kmを通過します。

25~30km 1°47′34″ (17′54″)

25kmを過ぎて、1人がペースを上げて、集団がばらけます。
自分も含めた2人で追いかけ、飛び出した1人に追いつきます。

盲腸のような3度目の折り返し

前から落ちてきたランナーを数人抜いて新コースの京都府立植物園へ。

応援の人は多いのですがヘアピンのようなカーブが多く、道も狭くて走りにくいです。
植物園を出てから橋を渡り、賀茂川右岸(賀茂街道)を南進します。

すぐに加茂川河川敷に下ります。
3人の集団で30kmを通過します。

30~35km 2°05′40″ (18′06″)

しばらく賀茂川右岸の河川敷を南進。
学生時代に何度も走ったところです。

前から落ちてきたランナーを3人の集団で抜いていきます。
まさからフルマラソンのレースで走ることになるとは・・・

下鴨を過ぎて、賀茂川と高野川が合流し、鴨川となる通称デルタを通過し更に南進。
(蛇足ながら、デルタは学生のコンパ飲み会のメッカでした)

丸太町付近で河川敷から上がり、アスファルト道路へ。
盲腸のような4度目の折り返し

この時点でまだあまり前後のランナーと差がないことを確認。
気を入れなおします。

河原町通りに出て南進し、3人で35kmを通過。
最後の難関、今出川通のことが頭に過ります。

35~40km 2°23′56″ (19′16″)

一瞬、御池通に出ます。
京都市役所の中の通路へ。

応援の人は多いですが、ヘアピンカーブでほとんど折り返しのような感じ。
非常に走りにくいです。
給水所で転ばないように気を付けます。

御池通を後にして、河原町通りを北進し丸太町通まで。
これ以降は上り基調。

丸太町通で橋を渡り、今度は鴨川左岸の川端通を北進。
風も気になりますが、3人の集団でペースを維持します。

東一条通りで西進し、京大キャンパス脇の東大路通りへ。
ここでトップの大学の後輩に声をかけます。

百万遍の交差点で最後の難関今出川通へ。
去年はここの坂がキツすぎて、泣きそうになりながら走ったところ。
今年は3人の集団でいいリズムで走れます。
ペースを上げていった後輩がペースアップして順位を上げているのを確認します。
5度目の折り返しを経て、今出川通りを下り始めます。

心配がなくなったので、40km手前でペースを上げます。
集団が崩れ、2人に。
40km通過。

40~42.195km 2°31′52″(7′56″)

並走している一人が、『最後、頑張りましょう!!』と声をかけてきます。
これに『頑張りましょう!!』と応え、気持ちが入ります。
ペースアップされて離されますが、踏ん張ります。

太ももの前に張りがありますが、脚はまだ動いています。
最後の力を振り絞って、大観衆の平安神宮のゴールへ。
サブ2.5はお預けとなりましたが、31分台の自己ベストでした。

終わった直後は京都市長と握手。
感謝の言葉を述べました。

■レース後及び雑感

大学生の後輩は1位と6位で、2時間21分台と28分台。
1位の後輩は二連覇。
6位の後輩もこのコース・コンディションでネガティブスプリットと見事なレースでした。

自分の方は今シーズンで一番良い体調で走れました。
前日に仮眠をとって睡眠不足を補ったのも良かったと思われます。
この辺は、練習や休養、食事も含めて再度分析してみようと思います。

レースに関していえば、終始脚を使わないように意識したこと。
この2週間、普段のjogでも心掛けてきたことです。
この結果、いつも太ももの裏側(ハムストリング)に張りや痙攣の症状は全くありませんでした。
その一方で、太ももの前側(大腿四頭筋)に張りが出ています。
ただ、今までで一番ダメージが少なく、走った後にjogもできる感じでした。
(翌日の今日には23km強のjogができました)

あとは結果論ですが、もう少し早めにペースアップした方が良かったのかもしれません。
ただ、40km手前の上り坂が終わるまで確信が持てなかった・・・
この辺の見極めも今後の課題と思われます。

今シーズンのフルマラソンは4本走って終了。
結果は以下のとおりです。
 2時間35分11秒 平成26年11月23日 神戸マラソン
 2時間33分43秒 平成26年12月  7日 福岡国際マラソン
 2時間34分50秒 平成27年  2月  1日 別府大分毎日マラソン
 2時間31分52秒 平成27年  2月15日 京都マラソン

2時間30分カットは来シーズンに持ち越しとなりました。
でも、今回の京都マラソンは何かを掴めそうなレースができました。
しっかり冷静に分析をして、自分に必要なもの、足りないものを考え、トレーニングに反映させようと思います。
そして来シーズンは必ずサブ2.5を達成します。

《ラップタイム》
           5km       17′50″
         10km       35′43″    (17′53″) 
         15km       53′34″    (17′51″)
         20km    1°11′40″    (18′06″)
21.0975km    1°15′31″    (  3′51″)
         25km    1°29′40″    (18′00″)
         30km    1°47′34″    (17′54″)
         35km    2°05′40″    (18′06″)
         40km    2°23′56″    (18′16″)
  42.195km    2°31′52″    (  7′56″)

《レース装備》
ランパン、ランシャツ、シューズ(adidas adizero japan 2 wide)、手袋、アームウォーマー、カーフタイツ(SKINS A400)、使い捨てカイロ

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