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2016年9月19日月曜日

【詳報】丹後ウルトラマラソン60km

昨日の丹後60kmウルトラマラソン。
昨日と重複しますが、備忘メモ。
(長文注意)

■起床

アラームは6時前でしたが、5時40分前に自然に起床。
出発の準備。
昨日、食べすぎたせいかあまりお腹が空いていません。

ホテルの朝食は6時半から。
普段のレースではスタートの3時間以上前に食べますが、今回はスタート2時間半前。
軽めに消化の良さそうなものを食べます。
6時45分頃にはチェックアウトし出発。

■現地へ

7時20分頃に現地着。
幸いにも雨は降っていません。
車で荷物の仕分けをしてから、枚方マスターズのメンバーのところへ少しお邪魔。

今回、チームエントリーというものがあり、枚マスのメンバーに加えていただくことになりました。
ちなみに、エースは前田さん。
60kmで4連覇中ですが、フルのベストも2時間22分16秒。
4年前にマラソンを始めてから、枚方ハーフに出たときに、小柄なのに良い走りをするランナーが居ると思ったのが彼でした。
以降、一目を置いている選手です。

風邪をひいているとは弟からも聞いていましたが、具合は良くなさそう。
前田さんに『着替えを用意するのか?』とか初心者的な質問もしながら最終荷物の厳選。
ちなみに、回答は『時間の無駄だし必要ないっすよ。100kmでも着替えません。』でした。
装備はランパンランシャツ、サングラス、シューズはadizero japan boostを選択。

装備で迷ったのは、帽子とカーフタイツ。
帽子は曇っており午後から雨予報だったこと被らないことにしました。
カーフタイツは一旦装着しましたが、蒸し暑い天候。
3月のびわ湖毎日マラソンで装着して失敗したことを思い出し、結局、やめました。
これは正解でした。

20分程前に体をほぐすために少しだけjog。
食べ過ぎのせいか身体が重たく感じます。
その後、スタート地点で体操などに加わって待ちます。

■レース

9時にスタート。
ラボのメンバーが先頭を走っていきます。
入りの1kmはキロ4分を切るペース。
やはり疲労で重いというより、カーボで身体が重たく感じます。
あと、左太腿に若干の疲労。
マラソンならば確実に失敗でしょう。

集団にはラボのメンバー、前田さん、安田さんなど実力者揃い。
その後、上り坂でペースが落ち、2位集団を引っ張ります。
後ろで聞こえる前田さんの呼吸が少し荒い感じ。
先頭は1人、松井さんが飛び出して離れていきます。

キロ4分なので鼻で呼吸ができる感じ。
気がつくと、後ろに着いていたのはラボの外村さんのみ。
前田さんとかがおらず、飛ばし過ぎかと不安になります。
脚は不安ですが、呼吸は超楽だし、いつもの高速jogくらいのペース。
少しヤバイなぁと思いつつ、今さらどうしようもないので、このペースで行くことにします。

10kmで靴の中が汗塗れ。
発汗量が多く不安になります。
アップダウンを繰り返しながら、15km手前から峠の上りに差し掛かります。
さすがに最後の方は口呼吸に。
上り切る前にラボの川村さんに追いつかれます。
焦らず下り始めます。
川村さんが離れます。
このあたりで太腿のハムストリングスに疲労を感じ始めます。
2日前の高速jogの疲れが取れていない感じ。
少し、後悔しますが、後の祭り。
フルのレース前は絶対にしまいと心に誓います。

下りきってからのエイド。
給水が100kmの選手でまみれており、給水できず。
外村さんに給水を分けてもらいます。

25km付近で先頭の松井さんに追いつきます。
その後、後ろについている外村さんと2人で先頭に出ます。

28km付近。
100kmの選手にまみれたエイドに気づかず給水に失敗。
エイドで止まった外村さんを置いてそのまま走り続けます。
ここからは単独走。
キロ4分を維持しながら行けるところまで行こうと腹を括ります。
その後、信号にかかり走りながら信号が変わるのを待ちます。
この間に一度、外村さんに追いつかれますが、再び逃げ始めます。

信号にはこの後、2度引っかかりますが、3度目は我慢できずフライングして注意されてしまいました。
(反省)

35kmくらいで喉が乾き始め、身体が水分を欲し始め、少し疲労感。
呼吸は楽ですが、太腿に不安を感じます。
ふくらはぎには全く疲労は感じず。

フルの通過は2時間48分台。
ほぼキロ4分のペース。
まだ、20km近くあるという思いと、あと1時間ちょっとで終わるという思いが交錯します。

45km以降から再び、アップダウンが始まります。
アップダウンは序盤だけと思っていたので、かなり萎えます。
上りでペースがダウンし、下りでペースを上げると太腿が攣りそうな感じ。
ここまで来たらトップでゴールしたいという思いが出ます。
前田さんに追いつかれるのではとヒヤヒヤ。
(ちなみに、前田さんは風邪のため30kmでリタイヤしていたのでした)

以降、やたらと喉が渇き、コーラを欲します。
飲んだ後は一瞬、元気になるのできっと効果はあるのでしょう。
給水の度にコーラを中心に補給。
バームや水は補助的に飲みました。
一度は慌てて、コーラと思ったらホットコーヒー。
思わず吐き出してしまいました。

50km以降にまた強烈な上りが始まります。
2回生のときに大学駅伝で走った2区コース近くのはず。
心が折れそうになります。
かなりペースダウンし、ハムストリングスが攣りそうな感じで走り続けます。

55kmを通過し、あと5km。
呼吸は楽なのですが、ペースを上げるとハムが攣りそうなので、キロ4分を超えるjogペースで走り続けます。
あと20分の辛抱、あと15分の辛抱と思いながらゴールを目指します。

先導者の時計が4時間を超えるのを見届けがっかりします。
ゴール手前で枚マスの前田さん、林さん、中島さんが沿道にいることを知り、棄権したのだと悟ります。
後半、優勝の欲から自分が戦っていたのは前田さんの幻影・・・

最後はサングラスを外してのゴール。
タイムは4時間1分24秒。
目標の4時間切りはならず、キロ4オーバーとなりましたが、優勝できました。
風邪による体調不良により前田さんのリタイヤによる棚ぼた的に優勝。
正直、キロ4分なら走りきれると高を括っていたのですが、達成できませんでした。

■雑感(備忘メモを兼ねて)

走り終えると100kmを走ったラボのメンバーに祝福されます。
昨年の舞洲24時間(台風の影響により19時間)リレーマラソンを走ったメンバーです。
岩田さんは3位に入賞したとのこと。
今の自分には100kmを走ろうという気持ちは湧いてきません。

今回60kmを走り終えると、久しぶりに大腿部が筋肉痛。
特に、ハムストリングスが攣りそうな感じ。
初マラソンの時の感覚を思い出しました。
一方で、走り込んできたおかげでふくらはぎには疲労感はありませんでした。
大きな筋肉(太腿と臀部)を使って走ることを心がけてきた成果、ふくらはぎの毛細血管が発達した成果かもしれません。
ただ、正直、ウルトラを主戦場にしたいとは思わないというのが率直な完走。
走り終えた直後は100kmなんてありえないという感じでした。
100km以上の連戦・高パフォーマンスを続ける同僚の原くんの偉大さを改めて思い知らされました。
同時に、かなり語弊のある言葉を使わせてもらうと、原くんはきっと『おかしい』のだということも。
24時間走なんて絶対にやろうとは思いませんね。

終わってから喉がやたらと乾いており、給水所に行ってがぶ飲みさせてもらいました。
敢えていうとコーラが飲みたかったですが、なかったのは残念でした。

今回、ウルトラマラソンを走って気づいたことは
①ATペース以下と思われるキロ4分ペースでも疲労する。
 (呼吸は全く苦しくなくても筋肉は疲労してくる)
②喉が渇き疲れてくるとコーラを欲するということ。
 (ロングセラー商品は偉大です)
③マラソンとウルトラマラソンは少し異なる。
 (グリコーゲンではなく脂肪で走るため、ペース配分がより重要で多分100kmではもっと重要)
ということでしょうか。

次の目標は福岡国際マラソン。
元々、今シーズンの最大の目標は12月の福岡国際マラソンであり、シーズンの締め括りは3月のびわ湖毎日マラソンです。
調整や気合を入れて望んだわけではないので精神的な疲労は全く無いですが、身体のダメージは相当あります。
次の目標に向けて、超回復させてまた頑張ります。

918日(日)
  丹後ウルトラマラソン60km 1位
  4°01′24 (Ave.4′01″/km, 3′47/km⇒4'09"/km)
  ※平均心拍数 118bpm (150分以降心拍数計測できず)
  warming up 0.6km
       cooling down 0.7km

★週間走行距 175.2km

 ⇒9月18日現在・月間走行距離 471.3km

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